
こんにちは、うさおです。
熱海に移住して2年以上が経ちました。
今日は、移住してから分かった移住して良かったところと悪かったところを書いてみます!
熱海に移住を考えてない人も参考にしてみてください。
目次
🏖️ 熱海に移住する「良いところ」
熱海での生活には、都会の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュできる魅力が数多くあります。
1. 抜群のアクセス


熱海駅はJR東海道新幹線、東海道本線、伊東線が乗り入れる交通の要衝です。
- 新幹線による首都圏への近さ: 品川・東京駅までは新幹線で約40分〜50分と近いです。これにより、東京での仕事は続けながら熱海で生活する「二拠点生活」が実現しました。
- 在来線での移動: 東海道本線で1本で横浜や品川方面へ行けるため、家族でアンパンマンミュージアムやららぽーと平塚などお出かけも可能です。
2. 豊かな自然に囲まれた癒しの環境


熱海最大の魅力は、日常に温泉が溶け込んでいることです。
- 温暖な気候で畑や果樹を楽しむことができる: 年間を通して比較的温暖で過ごしやすく、寒暖差が少ないと言われています。畑でさつまいもやトウモロコシ、トマトなど自給自足で生活できます!
- 美しい景色とリゾート感: 何と言っても、自宅から海が見えることが最大の魅力!実際、海をみることは日常になってしまっていますが、とても癒されます。
3. 近所付き合いと治安
熱海に限った話ではなく、田舎に共通する部分かもしれません。
- 近所を気にしない環境: 首都近郊は建売住宅など家と家が近く、世代も近いので良くも悪くも近所付き合いが必要となると思います。私たちの家は別荘使いの家だったため、近所が遠くバーベキューやうーちゃんの泣き声も気にしなくて済みます!
- 温かい人々:引っ越してから関わった人はみんな優しい人です。世代が違うことで、息子・孫のように接してくれて畑のものや果樹をお裾分けしてくれることもありました。治安の悪さは今のところ感じません。
4.移住支援とDIY
近年、熱海市は積極的に移住者を呼び込むための施策を展開しています。
- リノベーションの促進: 中古の温泉マンションや別荘が比較的安価で手に入るため、リノベーションをして自分好みの住居を作りやすい環境です。うさおも一部、壁紙や床をDIYしました。
- 物件相場が安い:首都圏と比較すると、安く物件を手に入れることができます。
⛰️ 熱海に移住する「悪いところ」
熱海での生活には魅力が多い一方で、移住前に知っておくべきデメリットや課題も存在します。
1. 観光都市特有の混雑と物価
観光地であるがゆえに、日常生活に影響を及ぼす側面があります。
- 観光客による混雑: 週末や大型連休は、駅周辺や主要道路が観光客で非常に混雑します。飲食店や施設も観光客向け価格になっていることが多く、日常的に利用するにはやや割高に感じます。
- 生活物資の入手の課題: 観光地のため、日常的な生活に必要な衣料品や大型家具などを扱う店舗が都心部ほど多くありません。駅前のスーパーは充実しているものの、より選択肢を求める場合は近隣の都市(三島、沼津、小田原など)まで車で出向く必要があります。
2. 医療・教育環境の課題
地方都市としての側面が、子育て世帯や高齢者にとって課題となることがあります。
- 医療体制: 総合病院はありますが、高度な専門医療や救急医療の体制は、大都市圏に比べると手薄になりがちです。持病を持つ方や高齢者の方は、事前に地域の医療機関の情報をしっかり確認する必要があります。
- 教育環境: 学校の数は都心部に比べて限られます。進学先や塾などの選択肢も少なく、お子様の教育を重視する場合は、慎重な検討が必要です。
3. 車社会と坂道の多さ


熱海市の地形が、特に高齢者にとって大きな課題となります。
- 坂の多い地形: 市街地の多くが山を切り開いた斜面にあり、急な坂道が多いです。日常の移動、特に徒歩や自転車での移動が非常に大変です。車がないと生活が成り立たないエリアが多く、道が狭く、運転にひやひやする場面もあります。
- 駐車場問題: 駐車場が少なく、台数が限られるため、町医者や郵便局、温泉を利用するときは、大変です。遠くに止めて徒歩で移動することもあります。
4. 災害リスクと地質


熱海は、地盤が強い地域ではあります。盛り土問題があるまでは、土砂災害はなかったそうです。
- 土砂災害リスク:とはいっても、土砂災害警戒区域となっています。物件選びのときはハザードマップを必ず確認し、地盤の安定した場所を選ぶことが極めて重要です。
- 地震・津波のリスク: 自宅は津波の心配はないですが、車の運転中や買い物中に津波に合う可能性もあります。将来的な南海トラフ地震の影響や、津波のリスクも考慮に入れる必要があります。災害対策はどこにいても必要なことです。
💡 まとめ
熱海は、「東京へのアクセスを確保しつつ、温泉・海・温暖な気候という最高の環境でリラックスした生活を送りたい」という方には理想的な場所です。特に、二拠点生活やリモートワーク中心のライフスタイルに非常に適しています。
一方で、観光地ゆえの混雑や物価高、そして坂の多い地形や災害リスクといった「地方の観光地」特有の課題も抱えています。
定年後に熱海に移住するよりも、坂道や交通の利便性を考えると、現役世代で引っ越してくることをお勧めします!







